【漫画】リビルドワールド 第31話①~③/2022/03/05~2022/03/19【感想】ちょっと加筆

ニコニコ静画2022年3月更新分の リビルドワールドのコミカライズの感想です。

第1週~3週までの更新合体分となります。

 巻収録

※公式からお叱りを受けたら画像は消します。

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3/5更新分

ニコニコ静画のマオウのサムネチャレンジ、月初がいっとう難易度が高い気がする。

 

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3/12更新分マオウさん分

サムネチャレンジ成功です!ィェイイェイ。

お嬢挟んでシオリさんコンボですィェイイェイ。

 

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3/19更新分(4/2)

 

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3/19更新分

サムネチャレンジは成功しませんでしたが引き続き物騒カットでイェイイェイ。

 

※4/2更新のタイミングでマオウさんサムネが上の位置に来たら前月分のサムネが出現しました

 

 

はい、少しばかり別件(地続き)ですが書籍新刊も発売されましたね。

ありがとうございます、寿命がのびます。

 

dengekibunko.jp

あればあるだけ摂取する性格の都合上、わたしは同時より連続だと嬉しい。

 

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3/5更新分

マオウのページのサムネイル表示チャレンジは失敗に終わったんですが、

並びとしてはこれはこれですンごくイイな…とも思う。

seiga.nicovideo.jp

 

 

開幕ドランカムのルーキートリオ

ユミナさんとカの字のやりとりが背景の照明の関係で

ニュータイプじみてる

ところでぜんぜん喋らないアイリさんの画面の存在感がすごい。

庇護欲をガンガン刺激してくる。

 ユミナさんは弧を描く美しき触覚2本が隠れても、

向かって右側に大き目の髪留めがバツーンとこの人はユミナさんだよ!!!!!って主張してくるから分かりやすい。

いっこいっこシンプルな記号はなんぼあってもありがたいですからね…

 

油断してたら戦うロングメイド史に残るであろうシオリさん戦が再開していた。

真顔と真顔の戦い。

暴れるパフスリーブとエプロンのフリルとドレスの裾が映える映える。

肚が決まった表情とお衣装とのコントラストが際立つ、

あとシオリさんの大人の女性の面立ちの対比してアキラくんの少年感が増す。

目が大きいのに完全に据わった眼光が、くぐった修羅場の積み重ねなんだろうな。

あと2ページ目の銃に手を伸ばす小指の角度なんなん…動きの説得力がすごい。

 

前傾突撃の構えのシオリさん、おリボン大暴れである。

物理的に痛んできたエプロンで早く終わらせたい激戦の説得力が募っていく、こわい。

当たったら絶対痛い、もうその突きなんなんこわい。

かすったらお肉でちゃう。

 

大迫力格闘術にキャーキャー言いたい反面、

当たったら絶対痛い消耗戦どないしょうどらごんぼーるじゃないのに徒手空拳がずっと危ない。

お膝アグレッシブ。

布が紙装甲なのか攻撃がやっばいのか、シオリさんのドレスの裾もザムザムになってる、重みのある布なのにザバザバになってる。

 今現在知識だのノウハウだのがないけれども、コミカライズで綾村てんてーがありとあらゆるポーズでケイロンのアキラくんを描画して下さってるからアレね、

MMDとかできたならとんでもなく資料が潤沢ね。

肩・肘・手根骨の後ろアオリの外骨格かっこいいね。

 

囚われのお嬢、世界観と倫理観がアンマッチだったばっかりに

現場を荒らす系ヒロインみたいな立ち位置になってしまったお嬢。

絵面としては大分似合う、ヤジマさんとのツーショが似合う。

お互いの特性を引き出すのに適し過ぎている。

それにしたってお嬢の眼が雄弁過ぎる、一切発語してないのに感情のジェットコースターが伝播してくる。

お嬢ほんとに感情の顔面出力、直だね。素直がすぎるね…

抵抗の仕方が素人のそれなので親近感待ったなし、相手が悪すぎた。

 

己が無力を痛感した時の身体からも目から力が抜けてしまったときの、温度や湿度がサッと下がった感がすごい。

多分体重のかかり方でもヤジマさんには演技じゃなくて「折れたな」ってのがいろいろ筒抜けなんだろうな…そして見るたび腕が屈強になってる(気がする)。

それにしたってヤジマさんはお嬢が御しやすい素直(過ぎる)な気性だったとして、めちゃくちゃおしゃべりしてくれるんだね…丁寧に言ってきかせる。

お腹の中で何を思ってもお嬢に対して投げかける言葉は、悪役風といえどお行儀良いよね…

だってあんなふわくしゅのお髪(ぐし)目の前にしてなんもしない、平成の悪党ならとりあえずロングヘアは引っ掴むのはお約束だった気がする。

(※ヤジマさんの片腕は吹き飛んでいます)

首は首で大変かもしれないけど確実性が高いからね、うん。

 

びりびりのホワイトブリム

裏から拝む機会って

そうそうなくない…??????????

 

shop.to-blossom.jp

首と下顎骨ときっちり結った生え際をいっぺんに拝めるのすごくない?????(すごい)

 

 

ところでアキラくんは基本拳打ちだけど、シオリさんはずっと手刀打ちなんだね…命刈り取られそうな構えでずっと強そう。

 

自分以外に見えない人外の特性、ずっと他人事。

今回のアルファの言い知れぬネコチャン、

逆さまで視線を合わせてくれるとこ、チェシャネコ感がある。

他人事と見せかけてずっとアルファは力を貸してくれてはいるけど手足もげの未来の前には迫真にならざるをえない。

命(タマ)の取り合いなのにすこしコミカル、図らずも加速剤のOJT

アキラくんはアルファと契約してから多岐に渡った学びがほんとに豊富だね…

読者も世界観が一緒に学べるからどうもありがとう。

 

それにしたって回転が効いた蹴りには度肝を抜かれてしまうよ。

舞うような美しさだけどエフェクトのえぐさから蹴りの鋭さを感じて震えあがるよ…

 

手足もげを再三気にするアキラくん、なんとかしてくれる存在がいない危機感というか天涯孤独感がつたわる。

 

たまに交わされる「多分」問答、

真ん中のシオリさんからイイ味のシリアスな笑いに効く。

後には引けないまっくろお目めよ…

アルファとの念話中、とんだり回ったり踏ん張ったり反ったり伸びたりとアクションが多彩なのと関節の可動域がとんでもねえ…水中でもないのに全身運動待ったなし。

可動域もすごいけどアキラくん脚ながいな????

その高らかにあげられた脚は錯視ではなく明確に長いな????

 

目を見開いたシオリさんはまつげバシバシ感がいつにも増してすごいな????

回避の毛束感も美しいな????

布地が多いと引っ掛かりが多いとは思ってたけど、あれだな

びりびりになったら邪魔だなってのはわかるけど、あまりにもシオリさんの躊躇なさに魂消た。

 

 

ウテナのOPがよぎるぐらいには潔くてびっくりした。

お嬢が助かれば万事おっけー感だけども…

 

 

取っ払い面積がダイナミックでは…?

ja.wikipedia.org

四の五の言っていられない状況にしたってマタドールの旗くらいにバサついてない?大丈夫?

 

それにしたって今回ロングスカートのメイドさん好きにも

戦うメイドさん好きにも垂涎の回だね…大盤振る舞いだった。

 

 

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3/12更新分

 

seiga.nicovideo.jp

 

 


取っ払い方潔いなって先週ぎゃーぎゃー騒いでたけど

(お衣装)蹴りよこしたー!!!!

取っ払った布で相手の視界を妨げる!!!

開幕一コマで幼な心スタンディングオベーションです、ありがとうございます。

肉を切らせて骨を切りにいくスタンスの戦う女の人好きですありがとうございます。

出典は失念しましたすいません好きです。

(ここまでぜんぶすごい早口)

脚が高い!アキラくんも高かったけどシオリさんも高い!

お顔周り以外、一切の肌見せはないのに膝裏の溝から伝わる

シオリさんの鍛え上げられた肉体の剛健さよ…

 

ブコメ適用圏外のため取っ払ったシオリさんは恥じらわないし

対面しているアキラくんはどぎまぎしない。

自分の命がかかってたり、自分の命以上に大切な者の命がかかっているからね。

でもこのサイバーみ溢れるボディスーツに

この手首周り頭周りのメイドの残り香装備は

あんまりにも激レア殺伐どセクシーな出で立ちなのでは…?

これをスルー出来ようか、いやない(反語)。

シオリさんのググっと沈んだ下半身をみて、

かつての恩師たちが「腰が引けてるぞー!!!」とか「もっと腰入れろー!!!!」とかの

ワヤワヤしたご指導という名の野次を散々っぱら浴びてきたけど

今、今理解した。この膝 この腰 この重心。

ひゃくぶんはいっけんにしかず ってほんとうなんだとおもいました。

 

シオリさんのミッションは目の前の戦闘での勝ち負けはでなくて、

目に入れても痛くない大事な大事なお嬢の生還なのであらゆる主導権が遥か彼方ストレスフル。

あの猟犬の如し鉄面皮が苦悶と焦燥で彩られておる…やはりシオリさんの表情筋を司るのはお嬢。

6巻25話の、お嬢にお礼言われてぱやぱやほわっほわ嬉しそうなシオリさんも良かったね…

シオリさんの強化インナー的な戦闘服、キャロルてんてーのハーネスみたいな装飾やアキラくんのケイロンみたいな外骨格パーツも無く、

ボディラインに沿った模様がかえって陰影がえっぐい。

作中どなたも囃し立てたりしないけど、これは一大事のハラショー案件…

どうする、このツヤ辛ミックスどうする!?(甘辛コーデみたいにいうんじゃない)

シオリさんこんなに消耗してるのに、

相も変わらず御髪も唇もツヤッツヤなの、どうする??※取り乱しています

 

さんすくみを活用しつつ生殺与奪の権と主導権を我が手にしているヤジマさん。

お腹のなかでいろいろ考えてるのに顔面の出力がおおきい。

一帯のどなたも余裕がないからなんもツッコまれないけど

だいぶゴキゲンなおにーちゃんで困る、情が湧くこまる。

なんだね、お嬢の素直過ぎる顔面出力うつったのかね?

その場を切り抜けるお芝居でもないのに大変に大盤振る舞いよね…?

 

お嬢がしゃびしゃびになって、しおれておる…

ところでヤジマさんの目配りはすごいねぇ、他人けしかけて任せてふんぞりかえって調子のって手酷いしっぺ返しにならないように先のことも考えてるのねぇ…

後からくるお仲間のことも意識に入れて懸念事項は潰しとこ、ってなるの働き者だよねぇ...

一緒の空間に居たら息を吸うように環境整えてくれそうな気配りっぷりだからお仕事しやすそうー...

文字通り痛い目に遭ったCWH対物突撃銃、配慮とリスク管理でソワつきだすヤジマさん。

親近感がズドン、にんげんくさい!イエス!

ところでヤジマさん目線の先のけしからんシオリさんを捉えながら消耗具合しか意識に入れてないのまじか、

あの清廉ストイックな妙齢のメイドさんからあんなしなやかな曲線美を目にしてそれか。

口笛さえ吹かぬのか、まじか(下衆の引出しが細かい)

表情はお元気なのに品がある悪役っぷりをご披露下さるのか、すてきか。

 

 

CWH対物突撃銃の怨恨。

意趣返しに捕らわれてる段取りのいい男、やりたいことをやる前に現状確認するのシンプルにすごい。

三日月よりも上向いた口角のキュッと具合もすごい。

脳内でゴール地点も具体的に設定しておられる、自分もやられたダメージだから同等にやっちまいたいのね。なるほど。

でもお嬢ずっと吊ってるの下半身の絵面だけだともう事切れてるみたいにみえるね、あんよ小さいねぇ…

振り子みたいにして勢いつけて降りるには掲げた首が高過ぎたねぇ…

 

それにしたって近未来デザインのスーツにホワイトブリムってすんごい倒錯的な装いで、都度驚いてる。

天才か…?

 

シオリさんを片手でいなして空いた方の拳か肘を、打ち込むのis何

その疾走感と一瞬の決まり手is何…?

眼にも止まらず最大出力でしょうかって幾重にも連なる輪郭からの衝撃。

 

ヤジマさんごめん、警察24時とかの監視カメラの犯行映像の記録みたいだなって思ってごめん。

ばりめっちゃクールな段取り上手さんってのは存じてるの、わかってるつもりなの。

でも顔面が雄弁過ぎるの、こちらに伝えようとしてくれるサービス精神がちょっとよくわかんないんだけどおもしろすぎるの。

お嬢投げるときの足取りの軽さが小悪党みたいなひょうきんさを帯びてるの、それ毎週表れてくれるタイプの悪役の動きじゃない。

実家のような安心感さえ抱きつつあるの...

片腕吹っ飛んでそんな豪快スプリントかましてくれるだけでも驚きなのに

そのお顔はオーラがありすぎだと思うの、勝利を信じたお顔のお手本みたいだと思う。

 

ところで後ろのアキラくん、狩り中の獣みたいな顔をしてるのね。

感情由来の動機じゃなくて必要だからころす、自分が生きるためにころすという堅実さ。

 

ヤジマさんの、固い地面に飛び込める豪胆さに驚けばいいのか

飛び込んで上手いこと獲物確保して「さあ、撃ちますよ」の体勢に持っていける義体の操作性だのそれにまつわるなんやかんやに驚くのとどっちが妥当なんだろう…

お顔が悪役というか悪党!って表情筋アクロバティックで大変に魅力的…

 

左右非対称の表情で魅せる感情のアガり具合、

最高のタイミングで圧倒的絶望をお見舞い…からの空砲、の急転直下っぷり。

あの語彙が豊かでありながら余計なことは言わず、有事の際にも着実に対応してきたアドリブ名人のヤジマさんの原液の驚愕。混じりっ気なしの仰天。

前髪がバサつきだしたのが冷や汗と相まって狼狽えてますの説得力。

 

どアップの際にみっしり映り込む破損した腕の描きこみ!やった!

血管みたいなのにメカメカしい!

ずっと余裕持った取り組み方だったけどほんとにいっぱいいっぱいの綱渡りの中で多芸に切り抜けていらしたのね…

 

ヤジマさんの顔面凶器をものともせずに、アルファの最適操作のベスト出力で繰り出されるアキラくんの疾き拳。

もう全く容赦がない。

キャノンインセクトより固いのか柔いのか、そこがもうずっときになってる。

 

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3/19更新分

公開期間が過ぎるとサムネがこの世から居なくなってしまう、儚い…

週を跨いだ交戦コンボサムネ、すてき!

seiga.nicovideo.jp

 

 

 

おおーっとヤジマさん、開幕一番ふっとんだーーーーーー!(実況風)

引っ掛かりがいっぱいある靴裏をしている、つま先立ちにもスライディングにもありとあらゆる動作に対応してくれそうな堅実な溝をしている。

足指のふもとのまるい溝と足底真ん中くらいの○をグルっと囲むとこに実用性の高さを感じる。

具体的なメーカーさんは存じてない!嗜みがなくてすまない!

でもけっこう前に片腕ふっとんで体のバランスが不均衡になっただけでは飽き足らず、

子どもとはいえ人間一人を人質としてひょいと持ち上げたり、放り投げたり

とんでもスプリントからの射撃体勢等々の超人動作を繰り出す、足…を支えた、靴。

へい、興味が尽きない。

 

ところでアルファ補正のアキラくんの拳、腰と捻りが効いておられる。

関節のまるの奥行きがかっこいいねぇ...大腿骨は骨の中でもボリュームがあるけど

こんなに外・内側上顆のシルエットがサイバーみが醸し出されるの…デザインてすごいなぁ。

※思うたび言います

【参考もと】

ameblo.jp

 

ヤジマさんの、よくわかる!反省会。

ありがとう、はい聞きましょう!みたいな気分になるお顔をしている。

痛いとか罵倒とか怨嗟とかの感情じゃなくてひたすらにイレギュラーに対する分析。

うそやん、吹っ飛ばされながらここまで思いを巡らせている…

あたかも走馬燈のごとくちょっと前の相手の段取りに思いを馳せてる…

ぶつかった壁がめきゃめきゃになってるというのに…ヤジマさんかたいな。

まだ何か言おうとするし壁めきゃめきゃにするくらいの衝撃を受けて動こうとするのすごいな…

 

ヤジマさんなんだこの後ろ!?ボルダリングしよ!?(崖をよじのぼるスポーツ)

筋肉いっこいっこ掴みにいけそう!ぶあつい!

しゃっしゃか太めに走る斜線の付け根感すごい、なんだこれすごい。

カッ飛んだ首まわり、おっきい部品と粉々の部品、

分厚い筋肉の中身、舞い千切れるコードが動脈みたいでありながらコネクタみたいなのから機械ですね感も同居しておられる。義体義体!

 

口をきいたら弄(ろう)されるので、言わせず撃つのは正しい判断です。

 

ヤジマさんの体幹に残った方の腕も撃つ、

地の文でアタマ以外に脳が配置されてる時もあるよって説明ありきだったから

コミカライズ着地ノータイム撃ち抜きの印象が「おっ、念入り!」てなる。

 

 

レースクイーンみたいなウインクかますアルファがお久しぶりでうれしい!(うれしい)

その腰に当てた手と指ばきゅんの構えとクイってした腰、場にそぐわないTHE人外憑依霊でイエス

 

腕の次にボディにもぶちこんでるアキラくんを

瓦礫に身を預けながら見てるシオリさんの図、とても不思議な光景。

シオリさんお膝にサポーターみたいなのついてるのね、

いついかなる時も膝スライディングができるね…

 

やはりシオリさんを駆り立てるのはお嬢の存在…

装備もお顔も「たいへんなことがあったんですね…」ってご様子なのに

毛先は多少暴れようとも髪も唇も変わらずツヤッツヤしておる…

日頃のたゆまぬお手入れの賜物なんだろうな。

※お嬢ダッシュ臀部に釘付けになりつつ

 

鷲づかみ宙ぶらりん、人を人とも思わぬ放り投げでしおれ尽くしたお嬢。

ほつれた髪と泣きはらしたお目元がノンストップ庇護欲。

人質の適性が高かった。

 

一瞬の一件落着の空気も消し飛ばす主人公、アキラくん。

スラム仕込みの警戒オーラが「なあなあ」への着地をゆるさない。

あんまり消耗してると顔面つくれないよね、理屈はわかる。

でも顔がやばい…

ぎりぎりで踏みとどまってるその顔、ぜったいカーリッジフリーク店内ではしない顔ですやん。

アルファの数多の要因を加味した提言、アキラくんの持ち前の警戒心を引き上げる物言いである。

数ページ前に爆裂べりかわウインクかましていた同一人物とは思えぬギャップである。

色素の薄いアルファの下睫毛、ばちばちである。イェイイェイ

 

シオリさん発の停戦の申し出の図、情報量が多い。

腕側のつっぱった鎖骨の溝のへりっこが陰影としてが浮いておられる!

上から見下ろしてますよの影の重さ軽さの幅が広い…

肋骨のちょっと下からお腹に繋がるラインのノイズグラデみたいなのなんだこれすごい!

お嬢をかばう側の手のピンと伸びた指先にエネルギーの配分バランス偏ってらっしゃるな、感。

自分よりもボロボロの侍女が庇ってくれてる腕に手を添えるお嬢から、場に流れる空気の物々しさが間接的に伝わる。

にしたってドレスを着てるわけでもないのに庇護のポジションが似合うな、お嬢は。

伸び代しかない。

 

ジリジリ身体が低くなっていくシオリさん、前から横からなりふり構わなさを数多のベクトルからアプローチしていく。

あらゆる自己犠牲を前もって宣言することによって、お嬢だけは護ろうのご意思。

でもこれ相手がアキラくんじゃなかったら悪手中の悪手よな。

わたしが賊の類だったら悪虐の限りを尽くすと思う。

 

土下座、有効な人類とそうでない人類がいるんですが

アキラくんは他者を平伏させるかたちでもってキモチヨクナル人類ではないので

ザックリ「不審な動き」でしかないんだね…

交渉のための演出やめての意思表示がお嬢行きなの、確実性がたかい。

 

アキラくんもいっぱいいっぱいだけどシオリさんもいっぱいいっぱい、もうどないしょうこれ。あ、肘にもサポーターついてる

シオリさんの首から下の影、むにーーーーって何かしらに当たってたり形を変えたりしてるところはもやもやノイズ影なんだね。グラマーはうつ伏せ倒れが困難…

お嬢のおろおろ動作がなすすべのない、いたいけな幼な子過ぎて認知がどんどん歪む...

こないだ銃火器バンバン使ってサソリ狩ってたハンターだよ

 

コレ以上事態は悪化しないでしょ、気を失ってなし崩し的に何とかなるでしょ、ってフィクションにありがちな甘い流れを吹き飛ばす存在の投入。

 

善性・熱血・快男児(両手に花) 合う合わないはある

おちおち気絶もできやしないってすごいな...

この状態をさらに引っ掻き回すばちばちリスキーな流れを想起させてるんだもんな…

 

別にアキラくんはころしという手段を目的としてお過ごしなわけではなく、

今後の人生のリスクになるものをバッサリ断ちたいし、そのためにはころしも厭わんぞっていうアルファ仕込みの思いきりの良さがな、ドンドコ衝突を呼ぶ。

300オーラム事件こと Ⅱの下の第67話 失望 参照

dengekibunko.jp

 

どこまでも悪化の一途を辿る、すごい。間の悪さがすごい。

「持ってる」男だというのは存じていたし、これからの流れも把握はしてるけど

アキラくんとシオリさんそれぞれの消耗っぷりをハイカロリー作画で目の当たりにすると

元気いっぱいのとんでもねえ踊り子さんの登場だなと思う。

(話がしっちゃかめっちゃかに動くという意味合いで)