【漫画】リビルドワールド 第55話①~③/2024/03/02~2024/03/16【感想】

ニコニコ静画2024年03月更新分の

リビルドワールドのコミカライズの感想です。 第1週~3週までの更新合体分となります。

巻収録

※公式からお叱りを受けたら画像は消します。

20240302更新分サムネ

本編だとそうでもないけど

この出し方だと同人誌の導入にちょうど良さそうな疾走感がある

20240309マオウさん分サムネ

20240316更新分サムネ

発見、サムネだと涙がつぶれちゃう…

20240302

20240302更新分サムネ

さあやってまいりました
1週間ぶりのリビルドワールド
煤か硝煙か砂埃かわからんけど薄汚れつつも
唇や毛先は潤ってるから栄養は足りてるんだねユミナさん
いっぱいたべて大きくおなり…

さて
開幕美少女の懇願から始まったからすこしおどろきながら
まじで話を回してくれるエレナさんに全幅の信頼を置いてしまう
おサラとアキラくんが姉弟かなってくらい無防備な顔で
聴く姿勢整えてるのかわいい
控えめに空いたお口かわいい

ところで今回はタイトルロゴと関係者クレジットが不思議な配置で分断されてる
配役と役者さんみたいな並びになってる

未発見の遺跡に降り立つドランカム若手組の皆さん
またの名をミズハさんの息のかかった皆さん
後続参入勢力として
第一発見者の偉業の振り返りが発生している…

正直こないだの3人のおじさん事件あたりから
記憶がフワッフワになってたから思い出させてくれてありがとう
照明設置がアキラくんさんだったとかその辺
(10巻の48話参照)

未発見の遺跡
「一番乗り」の一長一短がアキラくんとドランカム期待のエース氏のテンションで
受け取り方がガッツリちがうなと思いつつ
一人と団体とも違うんかな

アイリくん曰くいい遺跡
すごく…駅ビル内ショッピングモールのアパレル+雑貨フロアです
そらインナーウェアのテナントもあるわって納得した


散歩中のお犬様みたくダッシュするドランカム期待のエース氏
横顔すらも精悍
”持ってる”男の「予感」、祝福なのかちょっとした呪いなのか判断に迷う


ユミナさんが相棒通り越して保護者
背負えるだけ背負ってしまう男、
君ちょっとだけでもいいからユミナさん以外にも甘えてみ?

君が背負えるだけ背負ったらユミナさんが強引に何割か請け負っちゃって
結果、自分が身軽になっちゃったぶん追加でなんか背負いむって流れありそう
(※イメージです)

「助け」を求める
実力以上の困難に直面した際に、他者に助けを求められるって
出来ること人と出来ない人がいるよね わかるわかる
助けを求められない人はそこで潰れちゃうから助けは求められた方がいい
うん わかるわかる

でも「群れがすごい数で…」って
ピンチということはわかるけども丸投げと言うか
こういえば「来てもらえる」ってわかってるけど
行く人のことを全く考えてないなってのが
ユミナさんのヒアリングで明るみになってしまったなという体感
これが…弱者の傲慢

ドランカム期待のエース氏への認識
なんだその特定の同僚に対する無尽蔵な信頼は…
「デキる同僚」というよりかは「アン〇ンマン」さん寄りだね!?

助けてって叫べば
一も二もなく飛んで行って助けてもらえるって思ってるもんね
ヒーローかー…ヒーローだね…

その他大勢の姿かたちが視覚化されたことで
このすくすくと出来上がった不健全な空気というか

弱者が強者を喰いつぶすことで強いられた成長と、個人の成長の機会損失が
ユミナさんの鋭い目線でびしびし来る

絶対無理なとこに同僚をご指名するの、地の文以上に
グロテスクだな…悪気ないもんな
英雄譚の1ページくらいのつもりだもんな
重…

英雄」と「英雄に救われた仲間」って図式なら良くても
ユミナさんヒアリング通すと
助けを求める側が考えの足りない滑稽なおばかさんになっちゃうから
この【組織】間で必要な、数字を交えた情報共有求めてくるユミナさんはさぞかし
このロープレでは邪魔なんだろうな…

ごりごりの合理主義のユミナさんと求められたら全力で応えちゃう氏
大人ーーーーーーーーーーー
なんか大人手綱握ってーーーーーーーーーー

だめだーーーーーーーーー
どうにも反りが合わないベテランと
神輿に担ぎあげる事務方しかいなーーーーーーい

ちょっと環境由来で気の毒になってきたよ
どこ行っても過剰に期待される氏よ…

 

そりゃアレコレ求めてこない行きずりの美少女にメロメロになるわけだよ
試し斬りみたいな接遇も嬉しくて仕方なかろうよ

代償目当ての言葉じゃなくて、話した分だけすごいね立派だねって褒めてくれるもの
自分の負い目ですら救いの言葉をもらえたんだもの
そりゃ印象にのこるよ…
(10巻の46~47話)

ユミナさんが居てくれてるから多少何とかなってるけども
間になんも挟まってないともうすこし早い段階で片付いてたかもしれない
どっちが良いのかはわからない、カジュアルに続く地獄

 

久々にしゃべってくれたアイリくん
一言発してくれるとその前後に絶大な存在感を発揮してくれる
あいくるしい

ドランカムの若手の皆さん
ほんとに若手でぴよぴよしている
僕らのヒーローが現着してくれたことにこんなにも喜んでいる
素直か 多分士気もギュン!って上がっているんだろうな…
一クラス分くらいは居そうだな

モンスターの群れの皆さん
見た感じ4本脚の子たちが多い、左右の犬型の子たちのビジュアルが強いな
この間のカバっぽい子もいるな 慈悲なき満員御礼

モンスターだから空気は読まんので、隙を感じれば突いてくる
それはそう…

アイリくんあれよね、なすすべなく立ち尽くすしかできない
とかじゃなくてなすべきことはするのね、おしゃべりお得意ではなさそうだけど
手はすごく動く 生きる意欲がある


仲間思いの英雄
一挙手一投足が傷つきながらも気丈に耐えるヒーローの文脈
知ってる流れなのに、本人の意思以外の力が多分に働いているので気の毒になってきた
本心で泣いてるのにね…

20240309

20240309更新分サムネ

 

小柄なお嬢さんが身の丈よりおっきいものを抱えてたりするのが好きな方には垂涎必至です!
みたいな開幕で3月の2週目です

うれしいね同志、ちなみにわたしはうれしい

 

意中の殿方に対しての考察には語彙も行数も惜しまないアイリさん

強化服込みでもこのかさばり具合は大変だと思うんだけど、そっちの不満はなさそう

君も為すべきこと為すタイプのお嬢さんか…偉すぎ…

 

八面六臂の活躍を遂げるドランカム期待のエース氏

迫りくるモンスターの子たちが意思疎通は不可能だけど、まあまあ知性ありそうでシンプルに恐怖

アレやん…KILLDIEの二択やん…

 

この子ら捕食が選択肢にあったら

トドメさしてからガブリじゃなくて

動けなくしてから踊り食いするタイプの顔やん…

目と歯だけがギラついてるのと表皮の下が筋肉です!って4本脚の子らこわ…

 

土壇場で己を奮起できる魂の強靭さと

今でしょ!の瞬発力は天晴れだと思うけど

才能って…なんだ…?

 

「おまえなら出来る/やれる/スゲー/やっぱ他の奴とはちげー」みたいな

って期待憧憬嫉妬称賛
それに伴う呪詛ミルフィーかなんかですか…?

才能ってなんだ…?

 

信じる心があれば力になる…ってコト!?
(歌詞です)

 

モンスターの皆さんが軒並み悪人面で見ごたえがすごい

狩ろうって意思に反して、身を守ろうって意思が感じられないビジュアルをしている

機会があればまとめて拝見したい みんな筋肉質

 

召喚に応じて馳せ参じたくらいのテンションでお目見えするベビードールちゃん(仮称)

直近の宿主との接触が5巻の21話

9巻の42話
『うちのシマ荒らすな』『いや無理やわ』って
アルファとバチバチの応酬してたからそこまで久しぶりってわけでもないのか

 

まるで祝福のような神々しさ

高い位置に結んだ髪やそこかしこに散りばめられた大小長短さまざまなリボン

幼さを前面に出したシルエット

ここまで偏ったらたぶん髪の毛の質感こどもみたいに細くてやわこい感じなんだろうな

縦はないけど嵩がある装飾でたいへんに華やかよ

 

自己肯定感というか他者からの期待に応えるって意思もあって

「才能」の存在に疑いを持ってない氏

目覚めた(発揮できたか)か否かに重きを置いてるのなんか…こう

まじですごいな

降ってわいた力に戸惑うんじゃなくて、
イケる!って前進しか選択肢に入れてないもんな

まっすぐな目の説得力というか『圧』がすごい

 

祝福の有効範囲

ドランカムの期待のエース氏の気質との相性がずいぶん悪い

目に映る限り救いきらないと「もっと」ってし続けるから

ボッシュートは致し方ないんだけど

 

意思疎通がとれるほどの環境にないから
口八丁手八丁で動機づけ&アフターケア一切不能な状態でこの仕打ちはメンタルにくる

多感な年頃にはきつすぎる

 

本人の意思に反する行動をさせて周りにも影響をあたえる存在ってさ

誤解をおそれずにいうと

まじできせいちゅうのそれでさ

宿主の行動操る寄生虫…外の世界にも貢献 : 読売新聞

栄華の脇で「地獄の窯が開いたぞ」感がすごい

(リンク先閲覧注意)

 

自分ファーストではなく相手ファーストの方の

目の前に「求める人がいるのなら応えたい」って終わりのなさ

言い訳しない気高さがそのままの強さで自分を攻撃してるというか

「ほざく」って言葉の勢いというか、言葉選びの思い切りがよさにたまげる

どこまでも自分を追いつめるのに躊躇がない…

 

切羽詰まった表情ですら「持ってる」側ではあるんだなぁ…

ちょっと地の文だけでイメージしきれなかった人物像がコミカライズで補われてる感あります

これはアキラくんとはわかりあえません



力を手に入れていままで出来なかったことができても

嬉しいの前に

救えなかった命の重さがしばらくは残り続けるんだろうな、

帰ったらカウンセリングとか受けよう?

ミズハさんで済ましちゃだめだよ…

ケアのノウハウがある人にしてね

 

ミズハさんは多分

・元気な時に

・誰でもいいから大人の人に褒めちぎられてえ

って時が多分最適な感じの人だから…うん

 

この悪魔のようなマッチング

エンジン掛かってきたベビードールちゃんのお顔に反して

苦悶の氏のお顔が気の毒でならない

先週からお目元のハイライト消失しててさすがに同情する

 

それにしたって全コマ顔面に死角なしでたまげた

 

別件

書籍新刊+コミカライズの発売の告知が

リビルドワールド公式アカウントさんから発表されました!

同月に合わせたってことはアニメ化のお知らせも期待してもいいのかな…

 

20240316

20240316更新分サムネ

ごめんシンプルに気の毒…

あ!〇〇の人たち!(ネタバレでしかない直球な表現)

なんだろうすごいテストステロンが潤沢そう!骨もふとそう!

 

コルベ(左)とオルソフ(右)

変換ミスで「折る祖父」って出るの、縁起でもないからやめてほしい

 

暗躍するヴィオラたん、ちょっと前に出た書籍の方でいろいろと印象が変わったのと

アキラくんとの相性がアレすぎて憎めない女、ヴィオラたん

疑心暗鬼に陥らせていろいろむしり取る「公式・厄介な女」ヴィオラたん


ヴィオラたんでてくると、だいたいみなさんちょいちょい顔を歪めてくださるので大変よきことと存じます

 

連続したおじさんを浴びたあとだと、まじでユミナさんとアイリくん

ちょー小ぎれいだな…

合流して状況確認するときに疑問に思ってもすぐに口に出さずに一拍置くユミナさん

理性が…ある

 

ギョっとしても「自分が」安心したいだけの言葉や感情をぶつけずに

飲み込めるの立派過ぎる

 

あんまりおしゃべり得意そうな印象ないけどアイリくんの表情ってあまりにも雄弁

感情の出力は素直なのかもしれない

言葉なしに情報が正しく伝達されていく、コミュ力ってすごい

 

余裕がないときに発生する衝突がさらりと回避されたし

余計な事考え込まずに済む、「今できること」系の指示という名の気遣いも万全

ここで負傷した仲間をユミナさんが引き継いで、

「アイリは休んでて」系の優しさをかまされると

アイリくんの中で数多の「IF」で「あのときこうしていれば…」っていう答えのない思考の渦に搦めとられてしまうから、まじでこの指示有用だと思う

 

暗がりから五体満足で合流する想い人、そりゃ目の色も変わる

わかる、生死に関わる局面だからね…

なんていうか、お顔見えんくても声を発してなくても背格好でわかるんだな

「好き」って気持ちがどのベクトルかはわたしには断定できないけど

深い情がユミナさんに根付いていることはわかったよ

 

うんともすんとも言わない氏

目に見えて消耗してるのがわかるから追及しないし

強い感情もぶつけないユミナさん

手を引いて合流を促す、流れるように歩み寄りサポートしてくれる…

なんてよくできたお嬢さんなんだ…

 

同僚のがすごい

爆速で英雄神輿にのせて退路断ってくる…

外からギチギチに人間としてのあたりまえの感情を抑え込みにくるやん…

地の文だと「あ、はい」ってかんじで流してたんだけど

ごめん考え直す…

向けられた好意でひとりの人間がみるみるうちに消耗していくのをこんな形で目の当たりにするのってきつい…

 

「さすが」「信じてた」も手枷足枷めいてきたよ

仲間で同僚だよ、助け合っておくれよ

「特別」っていうふわふわしたわくわく要素でえげつない線引きをしてくれるなよ

この子のこんななだらかな眉毛アーチ、たぶん初めて見たよ

 

強制表舞台から強いられた英雄を一旦退避させるユミナさん

これが自然な進行なのか「困難を乗り越えたぼくらと英雄のえいえいおう」に水を差した感じになってるのかちょっと外野からは判断がつきにくいけど

末尾に「ぼくらの英雄」をちらつかせればまじで士気が爆アガりしちゃうの

まずい感じに仕上がってきてるこわい

救えなかった命もちょっとしたスパイス扱いになってるのもあやうい

 

個人活動アキラくんとの徹底的な対比ってわかってるけども

さすがにこの圧は気の毒

 

こうやって見るとユミナさんって想い人に対して特別扱いはしてたけど
人間扱いの部類で接してくれてたんだな…

もう自分がどこ目線なのかわからなくなってきた